「幼い頃によくみた夢はその後の人生を左右する」と言ったのはユングなのですが、その通りだなという夢の一つがあります。
その夢は
いきなり夢の中で家族が鬼に人質にされているんです。その鬼は私に「お前の大事なものを持ってきたら、このものたちを解放してやろう」というんです。幼いですし、何が何だかわからず、探し回るんです。なぜか鬼もそばにいるし。山のようなところを探し回るんですね。泣きながら走り回っている。そこで目が覚める。
この山は父の里の紀州の山の中、高野山の印象が強いと思います。そこぐらいしか山は知らなかった。
その山の中を一目散に探し回るのですが、見つからない。
ある時、ふと思ったんですよ。あれは冥王星なんだと。幼い頃にいつも左側にいたおじさんが鬼になって現れていたのかもしれない。しかし、大人になってある時に思い出したんですよ。あれは私の冥王星の擬人化だと。
そしてある時に冷静に夢分析したんです。
「一番小さな私にその任務を背負わせるってどういうことなんだろうかと。もし家族が何もせずにボケっとしていたらバカだよなって。きっと自分たちでも逃げてくれるよなって。」これは私の都合の良いように解釈したんです。私の夢だから良いのです。第一心と身体が解放されて行ったのだから良いのだ。
ホロスコープの話を付け加えると「私のホロスコープは良きものを学び体験するために生まれてきました」ということなので,そちらに向かわせるためにメッセージされていたともいえます。火の玉ガールですけどね。今はガールではないですが。ずっと変わらないね=って感じなんですよ。
それに冥王星はいつも私に解放、新しい道へ歩むように導いてくれているなと思わざるを得ません。
2002年の頃に私のホロスコープのMCに冥王星が上がって来ていた頃、色々なことが家族の中で起こり、私は何をしているなんだと思い、様々な進路を考えていました。
可愛がっていた猫を連れて行きたいので部屋探しや進路を考えていた夏の日に夢を見ました。
その猫が血まみれになって私に「魂の責任を取らないといけないんだよ」って言ったんですね。そして、私がその血まみれになっている猫に対して「私の行いがこのようなことをしでかしたのだ」という咄嗟の罪悪感にもすぐさま反応し、「僕が去るのは、僕の都合であってお姉さんのせいじゃありません。そんなことに気をまわすんじゃない」という自己憐憫や自己耽溺に走りそうになる私をすぐに戒めました。
なんと賢いねこさんでしょう。
その後みるみるねこさんは私に死を看取らせてくれ去っていきました。その時の関係性から浮かび上がる様々な心の働きに対しても、オーラになってそばにいて諭してくれていました。
その死は、それはもう壮大な交響楽を奏で、身体を脱ぎ捨てて行ったんです。脱ぎ捨てて行って身体には一切の彼の片鱗も無くなってある意味潔さ万歳です。もっと抱きしめていたかったというのは私の単なる思い入れでしかありません。そのあまりの彼の亡骸という言葉がぴったりすぎて笑ってしまいます。まさにそこにはいませんのです。数年ずっとそばにいる。寄り添ってくれている感触があり、一つ一つ新しい人生の展開が起こる度に暖かい足が触れる感触を与えてくれました。
思い出すんです、あの時の毅然としたねこの姿、目の真っ直ぐさと私は等しいのかなと。それは私のドラゴンヘッドは魚座の最後あたりにあり、魂の完成を求めるということ。いつも崖の向こう。山の頂から下、向こうをみているような感慨になるんです。私たちの見るビジョンはあなたがアカシックレコードを眺めているんですよね。
ホロスコープはその後に学んだので、なるほどな〜なんて思います。その頃、クリスタルに触れ始めた頃で、冥王星と共にクリスタルが見せてくれたビジョンでもあるように思います。
冥王星は死と再生、そして必要でなくなったものをわからせる働きです。
それぞれの方に現れる冥王星の働き、アカシックレコードから発せられる死と再生、破壊と浄化作用によって新しい人生の物語を生きることになります。それは新しい人生、それはより本来の人生を生きるために働きかけてくれます。
人によれば、病気、癌などの治療へと向かうことで別の人生のきっかけともなるかもしれません。
私の母親は冥王星が強く働きかけている時に癌になりこの世を去りました。というと皆さんは恐れるかもしれません。
それを無駄と思うか、そのように設定していたのか?もしかして家族がどこかで思っていたように「私と結婚しなければ」という自己を責めるようなことにもなるのかもしれません。しかし、猫ちゃんが言ってくれたように自己憐憫や自己耽溺に陥ることはどうなのでしょうね。私も違うと思う。人を簡単に憐れむのは違うと思う。人を自分の行為によって不幸にするという考えはどこから来るのかな?
人の中には、影響力を求める傾向がありますよね。影響を与え合うのが人生です。全く違う人生を求め過ぎて誰かの過剰な力を持ち込もうとして人生をめちゃくちゃにしてしまう人もいます。
これから地球は自然災害が多くなってくるサイクルに入っているようです。
人生を全く変えてしまうような影響力は自然に任せることがいいのかもしれません。だからといってそれをコントロールできる良い仕組み、共生するための人間の共生社会が必要なのだとお知えられているように思ったりしております。
冥王星には地球から見ると「ハート型」のマークがあったんですよね。冥王星はやはり蠍座に関連する惑星。
ゴスロリだよね。デコラティブというか。
人生は、善悪、勝ち負けではありません。きっとこの肉体を持って魂と霊と共に歩む探求です。探求、冒険は経験があるのみともいえます。ただ行為することが充してくれるのかもしれません。それは本当に人それぞれの人生です。
冥王星は外宇宙空のエネルギーを太陽系に引き込みながら、本来の価値観を思い出させようとしているのかもしれません。
それに本来じゃなくてもいいのかもしれません。ここで必要な価値や人生を掲げて生きる。
人生は誰かの借り物を着て生きているのではないのですし、いつも真っ新から始まります。生まれ変わってもいいのです。
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