未来がわかっても生きていくー映画「TENET」鑑賞

インターステラ―をみてからクリストファー・ノーラン監督が好きなので、TENETは公開された時から興味があったのですが、何度も観ないとわからないという感想がネットでも散見したのでDVDとか出たら購入し観ようと待ってました。

年明けに販売されたので鑑賞しましたよ。感想といえば、「え~、すごくわかりやすいけど・・・」ということです。確かに映像的や映像に盛り込まれた関係性などは何度も観て楽しみたい。

簡単にいうとこの世界を維持し続ける友情の物語。

占いやヒーリングを生業にしていると時間軸、思いと現実化のテーマについての人間のスタンスについてはあまりにバリエーションが多く

それは生き方にも反映すると思います。人は、夢や希望を生きたいと思っているけれど、実は多数の方はそれは怖がっている。

しかし何らかの選択をし、その選択をいきることで人は何らかのとてつもない失望と希望を抱いて生きているものなのです。

終わりのほうで主人公の男と相棒ニールの関係性が浮かび上がってきます。ちょっと目が赤い。わたしもちょっと赤くなってしまいました。

ニールっていいやつ・・・

そしてこれは私のお気に入りの映画「メッセージ」という映画と同じとも言えます。

未来がわかっているのに、その未来に向かっていく話です。TENETは未来から過去が変わりそうな時に戻ってくる。

そしてその未来を継続し続ける男たちの話です。TENET

メッセージでは、結婚前にその娘が早くに病で死ぬとわかっている主人公の話を聞いたご主人はその娘の死に耐え切れず去ってしまいます。

さるんや~。お~い。まだ娘は生きているぞ。どんどんやせ細っていっているけど生きているのに去る。その現実に耐え切れなかったんでしょうね。

「どんな残酷やねん~」という母と娘の闘病の短いシーンにお父さんは去ったのか・・・と知る観客はその男に失望するのだ。

今度は男たちの話で、女は子供との人生を守りたい。ちょっとぎりぎりセーフな行為に走るが未来からやってきた男に救われる。

ネタバレになりますが、その主人公は未来の救済者のようです。未来からみたら使命され始まりの時の男と未来の友人との話。

いつも彼と共に未来からやってきて、誰かになってその男の未来のために簡単に死ぬ。それは未来のある現実になるようにわかっていても死ぬ。

そして自分が未来の救世主と知る男の人生も自分のものではなくなるよね。何かに生かされて生きることを受け入れていく覚悟の映画。

自分が死ぬからって世界を巻き込んじゃだめだぞっていう割とシンプルな悪い男の身の上が発端でもある。

そして名もなき男が何故救世主となるのか?それは思わず誰かを救おうとするその行為によってなっていく。指名される。

それはまず行動したという事実がそこにあって救世主人生が展開する。

未来はわからない、しかし、そのあとはずっと知らないふりをしながら生きていく。それであり続けるために生きるのです。

写真の右端がニール君。

噂通り何度観たくなる映画でした。二度目は、相棒のニールを探してしまうかもなと思っております。

占いにとって未来とはなんでしょうか。時空の中で人は生きる。死神と共にあって人はその相棒を忘れて生きること。生命にいつもちがづこうとすること。

話は変わりますが、占いをやっているにんげんとしては未来がわかっているというスタンスです。

その可能性はある、しかしどのようなプロセスの中でその可能性を生きるための経験を積む。積んでいる時はそんなところにむかっていくのかはわからないけど。その未来の器になっていき、その時の関係性などもからんでその事象が起こるというニュアンスがあるかなと。

苦労は買ってでもしなさいというのはある意味本当ではないかと思われますよ。

よく人は必ず死ぬから思いっきり生きなさいというのとか嘘っぽいなとつい思ってしまう。

ではその言葉への対抗策を私は自分で見つけないといけないなと思うんですよね。そうだ、いつも死は隣にいるんだ。

何か横にいる、じっとみるとね、死神の顔をしていてね。それは本当に恰好いい姿なのだ、すると妙にその美しさに見とれたり。

TENETの最後のように目頭が熱くなる。

宮台真司さんがTENETについて語られている記事をリンクします。メッセージについても言及していた!!

宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある(前後編あります。)

https://realsound.jp/movie/2020/11/post-654252.html

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