
占星術では、一般的に使用する天体のほかに小惑星を使用してホロスコープを読み解くことでその方の心の世界を読み解くことができます。
思いがあり、その先に現実化する流れがありますので、その心の世界、物語は人生を作り出していきます。
ベスタは暖炉の炎の女神として知られています。日本で囲炉裏となるのでしょうか。その囲炉裏、暖炉は家庭の中心にあり、都市の中心に聖域を与えられていました。
ベスタという女神はかまどを守る女神と言われています。家の中心、家族の大黒柱的な存在と義務と献身をあなたがどのような分野に持つのかを教えてくれます。少し狂信的にもなる傾向もあるので,思い込み,その義務感を外すことは難しいようです。
ベスタの神話モデル
ベスタ(ウェスタ)は、ローマの女神でローマの家庭ではベスタを祀り,かまどの火を絶やさなかったといわれています。ベスタは、大変美しかったのですが、ユピテルに願い出て生涯処女でいることの許しを得たといわれています。(ギリシア神話ではヘスティア)として知られています。
聖なる炎の番人であり、その家庭の火を絶やさないために嫁に行かない、家庭のために寝る間を惜しまず働くというような側面も表すことになります。今で言ったら家族の犠牲になるとも言えますが,この場合、自分自身のニーズに適応し、自分は家を出なかったと言えます。
ホロスコープ(チャート)の位置では、その人の働きぶりや献身ぶりをみることになります。乙女座の特徴ともいえ、自分にどのような義務があるのかなど
- 献身
- 義務
- 狂信
孤立や犠牲、性の神聖な部分、孤独や親密な関係への取り組みや洞察、他人に自分自身を捧げるかということ。そこから見知らぬ人をどうもてなすか?最も大切にしているものをどう守るのか
ベスタが強く働くチャートを持つ人は、その家庭の火を絶やさないために嫁に行かない、家庭のために寝る間を惜しまず働くというような側面も表すことになります。巫女、修道女、一人でいることを好む、キャリアウーマンなどの人生の物語を創造される傾向があります。
嫁ぎたいと思うけれど、実家の状況によって嫁がない。自分が家族を守ろうとする選択をしがちです。
清貧の思想のような傾向があるのかもしれません。そして大黒柱的な立場になる傾向も見てとれます。
私たちの課題として、異なるものを受け入れる歓待することの困難さへの取り組みがあると思うのです。その行いを担う乙女がベスタの思想であり、しかし処女ということの面白さを感じるのですがいかがでしょうか。
個人的にはチャートの中でベスタは強く働くような位置にあり、献身的な資質というのが現れやすいです。それに何故かそのような立場になりやすい。そして家族の中の存在としても自分自身の立場を大黒柱的な働きがあるように思います。この義務感というのは拭い去るのは難しいなと常々思います。ベスタの位置によって、義務的な役割感を感じたり、どこか性的なことへの抵抗を抱いたりすることはあるようです。
どのようなことに集中し献身するにしても、その集中しているために何かを犠牲にし、何かを諦めなければならないというテーマをはらんでいます。
家族、結婚、恋人、仕事、子供などの諦めも含んでいます。人生の中に諦めたりすることは大事な学びです。しかしこのベスタが強まると個人性が強い方を選択しがち。それは自分で抱えていくこということ。許可をえて処女性を選択したということは、性的なことを諦めたということ。それは外部(異性)とのコンタクト、合一を諦めたので内面と向かい合う,より高い目的を求めるという資質として表れていきます。それは仕事なのか、神との合一、内面なのかなど自分自身を掘り下げていく厳しさにも繋がります。
ユピテルに許可を得た処女という真実の意味は、自己決定、中心的であること、集中、自己の同一性に浸ることの性質となります。
占星術の情報として乙女座と蠍座を支配するといわれています。ご自分でみられる方は影響の流れをチャートの中で見つけてみてください。
ベスタはクンダリーニエネルギー(性エネルギー)を支配しているといわれます。
水晶透視講座の中でもお伝えするのですが、このエネルギーのバランスや統合への取り組みとしてはとても適応しているのかとも思います。それにそのままの行為なのかと思いますよね。
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